お花見
2020.03.30更新
お花見は、奈良時代の貴族が始めた行事といわれており、当初は梅の花を観賞するものでした。
それが平安時代に入り、お花見の花が梅から桜へ移り変わっていきました。
また、お花見は豊作祈願の行事として、農民の間でも行われていました。桜は、春になって山からおりてきた田の神様が宿る木とされていたため、桜の咲き方でその年の収穫を占ったり、桜の開花期に種もみをまく準備をしたりしていたそうです。豊作を願い、桜の元で田の神様を迎え、料理や酒でもてなし、人も一緒にいただくことが本来のお花見の意味だったようです。
なので、お花見しながら人が騒ぐのはあながち間違っていないようです…
でも、今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、お花見の自粛という状況。
通勤途中で桜を見かける程度で我慢するしかないなぁという少し残念な気持ちです。
早く、新型コロナウイルス感染症が落ち着きますようにと祈るばかりです。
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